こんにちは!オーストラリアでワーホリのセカンドビザを取得し、現在2年目になるHaru❀´-です。
今回はオーストラリアのファーム経験者の私が、ファームで働くうえでの必需品や事前に準備すべきこと、注意点等を解説します!
これからファームジョブをする予定がある方は是非参考にしてくださいね。
ファームジョブって?
そもそもワーホリでファームってよく聞くけどなぜファームでわざわざ働くのか?と思う人もいると思います。
オーストラリアにワーホリで来ている人がファームで多く働いている理由としては大きく2つあります。
セカンドビザ、サードビザ申請のため
オーストラリアのワーキングホリデービザは有効期限が1年間ですが、特定の条件下で一定期間働くことによりビザの期間を延長することができます。
セカンドビザを習得するためには3ヶ月もしくは88日以上、サードビザは6ヶ月もしくは179日以上、指定された地域での就労が条件となっています。
条件はよく変更されるので詳しくはオーストラリア政府のHPを確認してくださいね。
簡単に言うと「ど田舎で一定期間働く」ことが条件というわけです。
今はファーム意外のホスピタリティジョブでも指定されたポストコードの地域ならセカンドビザ対象となる場合がありますが
先人達の情報によりファームで働く方が手っ取り早いのでみんなとりあえずファームで働こうとするんですね。
お金が稼げるから
最近はオーストラリアに出稼ぎで来ている方も増え、日本でもニュースや特集になったりもしています。
個人的な感想としては、日本人で「出稼ぎ目的」に来ている方は少ないように思えます。
台湾人、タイ人、フランス人など他国の人の方が「お金を稼ぐ」目的の方が多く、
日本人は「英語力向上」や「海外移住経験」を目的にしている人が多いなあと感じます。
なぜオーストラリアで出稼ぎかというと、最低賃金が高いからです。
パートタイムの最低時給は$23.23(2024年5月現在)で日本円にすると約2400円。(円安の影響で更に今稼げる・・・)
カジュアルという雇用形態であれば25%上乗せされるので更に最低賃金が上がります。
ただ、注意して欲しいのが「ファームジョブで絶対に稼げる」わけではありません。
ファームジョブに限らずですが特にファームジョブは季節の仕事ですので、主にシーズンがあります。
シーズン時で野菜や果物がたくさん実っていれば稼げる条件は整いますし、環境や気候によって実りが良くない時期や場所もあるので正直こればっかりは運もあります。
また、ファームジョブでは歩合制(ピースレート)を取り入れている会社も多く、自分の技量次第で「稼げるか、稼げないか」が決まったりします。
なかには歩合制なのに最低賃金保証をしてくれない悪徳ファームもオーストラリアには多数あるので注意も必要です。
詳しくはこちらの記事も合わせて読んでみてください。
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参考【ワーホリ体験談】ファームジョブを終えセカンドビザを取得しました
オーストラリアでワーホリ中のHaru❀´-です! 初めに住んでいた街ブリスベンから離れ、セカンドビザを取るため コフスハーバーという小さな街で約4ヶ月間ファームジョブをしていました。 こ ...
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ファームでの服装
まずはファームでの服装ですが、基本的には以下の点に注意した服装であれば構いません。
- 汚れても良い
- 怪我しない(露出の少ない)
- 日焼け対策
- 虫対策
長袖
↑こちらはブラックベリーファームでピッキングしていた時の服装です。
どのファームでも枝や虫などにより肌が傷つく可能性はありますし、炎天下の中数時間働くケースもあります。
できるだけ怪我や日焼けをしないためにも長袖が無難だと思います。
オーストラリアではこの蛍光色の作業服(Hi-vis workware)が主流です。
工事現場、ファーム、ファクトリー、様々な場所で多くの人がよく着ているのを見かけます。
勤務先によってはこの服の着用義務がある場所も多いので1つや2つ持っておくと便利です。
長ズボン
長袖と同様に足を出していると怪我をしたり虫に刺されたりするので長ズボンが無難でしょう。
あまり下半身を使わないピッキング(ベリー系など)であればジーンズでも構わないと思いますが、
基本的には立ったり座ったりと動きやすい服装をオススメします。
また女性はスポーツ用のレギンスも良いでしょう。ポケットがあると携帯なども入れられるので便利です。
アームカバー
真夏の炎天下ではどうしても長袖に耐えられないくらい暑い時もあります。
その場合は半袖にしてアームカバーを利用すると良いでしょう。
個人的にはガーデニングで使うようなふわっとしたものより、ピタッと体に密着してくれて(動きやすい)紫外線もカバーしてくれるものがオススメです。
サンシェードキャップ
ほとんどのファームは外での作業となり、長時間直射日光を浴びる場合があるので帽子は必需品といっても過言ではありません。
なんといってもオーストラリアの紫外線は日本の5倍以上と言われています!
冬でも日中太陽が出ていると汗が出るほど暑いし、眩しいんです。
普通のキャップでも良いですが、オススメは首まで隠れるタイプのサンシェードキャップ。
日焼け対策はもちろん、虫や作物、小枝などが服の中に入るのも防いでくれます。
ワークブーツ
ファームの地面は基本的に土、雨でぬかるんだ時には泥だらけになります。
また足場がしっかりしていない場所の可能性もあるので、できるだけ防水で歩きやすい長靴をオススメします。
こちらもKmartなどでワークブーツエリアに売っているので現地で手軽に購入できますよ。
ココがポイント
ちなみに私はKmartで「ワークブーツ」でなく、女性用シューズエリアで見つけた「ハイキングブーツ」を使用していました。ワークブーツは値段がかなり高い(大体$50~80くらい)のに比べて私が購入したものは$20くらいだったと思います。参考までに。(以下画像参照)
マスク
ファームにはハエやハチ、クモなど様々な虫がいます。
蜘蛛の巣が顔にかかったりハエが口の中に入らないよう、また砂埃を防ぐためにもマスクをしておくと便利です。
ただ私の経験として普通のマスクは息苦しくファームではするのが辛かったです。
代わりとして、以下のようなフェイスマスクを使用したり、タオルを首から口元にかけて巻いたりする方法がオススメです。
グローブ
ファームでの力作業をする場合グローブや軍手が必要になることもあります。
ただこちらは作業内容によっては不要なこともあるので、必要に応じて用意しましょう。
ファームに持っていくもの
ここからはファームに持っていくべきものを紹介していきます。
小さいカバン(貴重品用)
ファームで作業をする際、基本的には荷物は車に置いて行き、手ぶらで行くことが普通です。
どうしてもパスポートなどの貴重品が心配な人はボディバッグやナップサックを身につけて作業をしましょう。
どんなチームでどんな環境下で働いているかにもよりますが、もし車の中が安全なのであれば置いて行きましょう。
ランチバッグ
↑愛用しているウールワースの保冷バッグ
ファームでの仕事は朝から昼過ぎまで行うことが多いので昼食が必要な場合には持参して行きます。
簡単なサンドイッチやおにぎりを事前に作って持っていってる人が多かったです。
オーストラリアは紫外線が強いので車内、外に関わらず持参する際は保冷バッグに入れておいた方が良いでしょう。
WoolworthやColes、ALDIなどのスーパーで購入できる保冷バッグ(写真参照)は全ての持ち物も入れて運べるのでファームのカバンとしてオススメです!
水筒
ファームでの作業は重労働なので水分補給をするために水筒は必須です!
個人的には軽くて保冷機能付き、大容量の水筒をオススメします。
水筒はファーム内に持ち運んで飲めることもあるので保冷付きだと太陽に当たってもぬるくなりにくくて良いでしょう。
日焼け止め
前述した通り、オーストラリアの紫外線を舐めてはいけません。
ただ単に日焼けして黒くなるだけではなく、紫外線による皮膚がんなどのリスクも高まるので
日焼け止めは最低限肌が出ている場所には塗っておいた方が良いでしょう。
アリーの日焼け止めが個人的に効果抜群で好きなので愛用しています↓↓↓
ベルト、バケツ
ピッキングの場合、作物を入れるバケツとバケツを入れて腰につけるベルトが必要になります。
ファームによっては支給してくれるところもあれば、個人で用意する場合もあります。
これは現地に行ってスーパーバイザーやオーナーに必要か聞いてから用意しましょう。
まとめ
今回の記事ではオーストラリアのファームで働くうえで必要な服装や持ち物を紹介しました。
ファームによって規則や決まりがあったり、支給されるものがあったりすることもあるので
必要最低限意外のものは、現地でよく情報収集してから準備するのが良いと思いますが、
汚れても良い服やグローブなどもし日本から持っていけるものがあれば持っていったほうが無駄な出費を抑えられますよ◎
是非この記事を参考にファーム準備をしてみてくださいね!
何か質問等あればいつでもコメントやDMで聞いてください^^