この記事は、中国東方航空にまつわる不安を解消できる記事になっています。
実際に中国東方航空を利用した私が機内食やサービスのレビューを経験談とともに紹介していきます。
是非最後まで読んでいってくださいね!
中国東方航空とは
中国東方航空(China Eastern Airlines)とは、上海に拠点を置く中国大手航空会社のうちの一つの航空会社で、年間旅客量1億人を超える世界的にも大規模な会社です。
また同じく上海に拠点を置く上海航空は2010年に中国東方航空に買収され、子会社化されています。
中国東方航空はネット等で評判が良くない印象がありますが、中国のイメージや過去に何度か事故を起こしていることが原因だと考えられます。
今回は実際に利用してみた感想を体験とともに正直にレビューしているので是非参考にしてみてくださいね!
機内食の評判が悪いのは本当?
なぜ機内食の評判が悪いのか?
「中国東方航空」と検索すると機内食がまずいとの酷評レビューがちらほら見つかります。
悪いレビューは人目につきやすく拡散されやすいのでレビューサイトでの口コミによるものが原因だと考えられます。
実際にネットで調べてみると美味しい、美味しくないという意見は半々のように感じます。
機内食といってもあくまで「料理」なので人それぞれ感じ方が違うのは当たり前。
口に合わなかった人もいれば、そうでなかった人もいるというわけです。
実際の機内食と正直な感想
そんな「美味しい派」と「美味しくない派」がいる中国東方航空の機内食ですが実際に利用した私の感想は「美味しかった」です。
個人的には、まずいどころかむしろとても美味しくて満足できたので何一つ不満がなかったです。
約8時間のフライトで計2回機内食が出ましたが、毎回肉orシーフードか、麺or米かなど選択できたので気分に合わせてチョイスできました。
1回目の機内食:ビーフを選択
メインのビーフの味付けも美味しかったですし副菜やデザートも美味しかったです。
機内食のお米って美味しくないイメージがありますがこのお米は普通に食べられるレベルで全然完食できました。
デザートのマンゴープリン?のようなものは思いの外本格的で濃厚でした。
2回目の機内食:ビーフヌードルを選択
こちらのビーフヌードルは普通に、かなり美味しかったです。
人によっては味付けが少し濃いと感じるかもしれませんがしっかり味がついていました。
今回はパンの代わりにマフィンがついてきましたが、前回の機内食も完食してからあまり寝れておらず食欲が湧かなかったので間食用として取っておきました。
かなりずっしりどっしりマフィンでしたのでお腹には溜まると思います。
(参考)上海航空での機内食
乗り継ぎ後の上海航空でも同じ形態の機内食が1回出ました。
こちらでは海老ピラフを選択しましたがこちらも普通に、とても美味しかったです。
また個包装されたスナックが大量に配られたので全て日本へのお土産としてバッグに忍ばせました(笑)
中国東方航空のサービスや対応の質
中国東方航空を実際に利用してみてのサービスや対応の質は総じて良かったです。
詳しく解説していきますね。
手荷持預け入れ
中国東方航空はLCCではないので基本的には預け入れ手荷物も料金に含まれています。
今回の場合、1便目の中国東方航空及び2便目の上海航空ともに23Kg×2個まではチケット料金に含まれていました。
ただ23kgが2つだからといって2つの荷物の重量が46kg以内に収まれば良いと言うわければありません。
1つの手荷物の重量制限はあくまで23kgなので手荷物が多い方はカバンを分けて預け入れした方が良いでしょう。
機内の環境、設備
私は今回エコノミークラスを利用しましたが、座席はやや狭めでした。
長時間フライトには少しキツかったですね。
ただ搭乗時に事前に小さな毛布や枕などが用意されており、少しは寝やすい体制をとりやすかったです。
機内は毛布もあったので寒さは気になりませんでした。
離陸時や着陸時を除きUSBコンセントも使用できたのでスマホの充電もできました。
機内エンターテイメントも充実しており、フライト情報や発着時のカメラ映像が見れたり、映画やドラマなども無料で見れました。
中国語がメインでしたが英語にも対応していたので問題なく使用することができました。
作品は中国のものがメインで字幕は中国語のみだったので英語で見られる作品を楽しみました。
(参考)上海航空の機内
乗り継ぎ後の上海航空はやや小さめの機体で座席もさらに狭めでした。
LCCの機体等をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
画面等はなく設備はあまり充実はしていませんでしたが、浦東空港から成田空港までの3時間程度でしたので問題はありませんでした。
CAさんの対応
中国の航空会社なので、基本的にはアナウンス等は中国語がメインでした。
(オーストラリア発の際は英語もあり、日本発の際は日本語でのアナウンスもありました。)
ただCAさんも中国語をメインに話すので、顔で区別の付きにくい日本人は特に中国語で案内をされます。
搭乗時の座席案内や挨拶、機内食の案内等全て第一声は中国語で話しかけられました。
ただしっかり中国語がわからないことを伝えれば英語等で対応してくれるので安心してくださいね。
浦東空港での国際便乗り継ぎレポート
私は今回オーストラリアのメルボルン空港(MEL)⇔日本の成田空港(NRT)間の往復フライトで中国東方航空と上海航空を利用しました。
上海浦東空港での乗り継ぎをしたので、簡単にレポートしておきますね!
事前情報はこんな感じです。
- チェックイン時に2つ分の搭乗券入手済
- スルーバゲージ
- トランジットビザ不要
今回は中国東方航空から同系列の上海航空へ乗り継ぎだったため、再入国なしのビザは不要でした。
また同系列の航空会社でしたので手荷物もスルーバゲージありで乗り継ぎ先で受け取りは不要でした。
乗り継ぎ所要時間
まずメルボルン空港から浦東空港へ中国東方航空を利用しましたが、到着予定時刻よりも1時間半程早く浦東空港へ到着しました。
もともとの乗り継ぎ時間が1時間半程度しかなかったので早く到着できたことにより乗り継ぎにも余裕ができました。
実際に飛行機が着陸してから乗り継ぎを終え出発ロビーに到着するまでかかった所要時間はおよそ1時間弱。
飛行機を降りてから考えれば30分〜45分程だったと思います。
手続きとしては以下のような流れで進みました。
- 浦東空港へ到着
- 「Transfer」の案内に進み乗り継ぎゲートへ向かう(無料の電車に乗りました)
- 案内スタッフの方に搭乗券を見せて乗り継ぎゲートへ向かう
- 自動ゲートにてパスポートと搭乗券をかざす
- 保安検査場で手荷物検査
- 出発ロビーへ向かう
案内に従って進むだけでしたので非常にスムーズに乗り継ぎができました。
早朝だったこともあり空港自体が空いていたので混んでいたらもう少し時間がかかっていた可能性はあります。
また、結果的に乗り継ぎ後の飛行機の出発が行き帰りともに1時間〜1時間半ほど遅れていたので時間はかなり余りました。
注意点
自動ゲート故障しがち
出入国時に自分で搭乗券を機械にかざして顔認証をする自動ゲートが最近増えていますよね。
今回の乗り継ぎでもこの自動ゲートをくぐって進む体制がとられておりほとんど案内スタッフはいなかったのですが
5〜6台あるうちの半数が故障していてなかなか進めず、小さな渋滞が生まれていました。
また私もなかなか顔認証をしてもらえず5分くらい顔認証に苦戦するというプチトラブルに遭いました。
理由はメガネをかけたりかけていなかったりしていたからか、わからないのですがちょっとヒヤっとしました。
中国の手荷物検査は厳しい
手荷物検査に入る前に持っていた水やお茶などの飲料は全て回収されました。
検査時には「傘」や「電池(リチウム電池」、「モバイルバッテリー」、「パソコン」あたりを持っているか何度も聞かれました。
持っている場合は別にトレイに載せて詳しく検査をかけられます。
特に危険物等持っていなければ心配することはありませんが、ただ入念なチェックが行われます。
浦東空港のWi-Fiが使えない
今回の旅で驚いたことが、上海浦東空港のWi-Fiが使えなかったことです。
実際には接続はできたのですがほとんど電波を拾えず全くもって使えませんでした。
また接続するためにパスポート情報もしくは電話番号が必要なので個人情報の入力が嫌な人は使用しなくて良いと思います。
中国東方航空を実際に利用してみた感想
今回はオーストラリアから日本へ一時帰国するために往復で格安の便が中国東方航空及び上海航空のフライトだったので利用しましたが、想像以上に快適なフライトでした。
正直初めての航空会社で中国の航空会社にも乗ったことがなかったので不安でしたが、問題なくスムーズに利用することができました。
LCCと違い、手荷物の預け入れや機内食、ブランケットなどのオプションで追加料金が発生することもないので安い航空券でこのサービスが受けられるのは充実していると思います。
今回は乗り継ぎの際に、前半の便が到着予定時刻よりも早く着き、後半の便が遅れていたので「乗り継ぎ」に関しては時間に余裕をもてましたが、フライトの遅延や欠航はどの航空会社でもあることなので注意が必要です。
また評判がわかれる機内食も個人的には美味しいと感じたので、人それぞれではあると思いますがサービスに不満は全くありませんでした。
中華らしい味付けの料理と中国スイーツのようなデザートが個人的には好きなので良かったです。
まとめ
実際に中国東方航空を利用した個人的な感想は率直に「良かった」です。
むしろ格安で追加料金なくこのサービスを受けられるのであればお得だと思います。
ただ実際に私が利用した便でも出発便の遅延があったりと遅延率が高いことなどでは有名なので、時間に余裕を持った旅行プランで利用すると良いと思います。
是非航空会社選びの1つとして参考にしてもらればと思います。